先ほど新患でいらした患者さんのケースです。
当院には電話でご予約いただくときに必要なことをお聞きする電話受付対応チャートがあるのですが、
どのスタッフが電話を受けても、そのチャート通りにお聞きするだけで来院前にはある程度の診断がついているという優れものなのです。主訴をお聞きするので当たり前のように感じるかもしれませんがそれがそうでもないのです。
患者さんは痛いという表現しかほとんど使いませんから、それだけでは診断がつかないことが多いのです。
今回もこのチャートが活躍してくれました。
数日前からの歯が痛み、冷たいものを含むととても痛み、その痛みがなかなかおさまらない。とのこと。
普段はほとんど痛みはないと聞き、これだけでただの虫歯ではなく進行した虫歯による歯髄炎と診断していました。
実際に患者さんが来院して再度の問診、お口の中を拝見です。
伺っていた場所に虫歯らしきものは見当たりません。でも歯髄炎なはず...
そんなときなんとも怪しい半分埋まった親知らずに気づき、確認でレントゲンの撮影をしました。
ありました!
この親知らずとその手前の歯との間にかなり大きな虫歯が。でもそこは歯茎の中で見えてはいませんでした。
もし見ただけ(視診)では気付けなかったかもしれませんが症状は間違いなく歯髄炎のはずだったので
色々と疑って診断することができました。
マイクロスコープはもちろん大事ですが、診断には総合力が不可欠です。今日も大変勉強になるケースでした。
当院には電話でご予約いただくときに必要なことをお聞きする電話受付対応チャートがあるのですが、
どのスタッフが電話を受けても、そのチャート通りにお聞きするだけで来院前にはある程度の診断がついているという優れものなのです。主訴をお聞きするので当たり前のように感じるかもしれませんがそれがそうでもないのです。
患者さんは痛いという表現しかほとんど使いませんから、それだけでは診断がつかないことが多いのです。
今回もこのチャートが活躍してくれました。
数日前からの歯が痛み、冷たいものを含むととても痛み、その痛みがなかなかおさまらない。とのこと。
普段はほとんど痛みはないと聞き、これだけでただの虫歯ではなく進行した虫歯による歯髄炎と診断していました。
実際に患者さんが来院して再度の問診、お口の中を拝見です。
伺っていた場所に虫歯らしきものは見当たりません。でも歯髄炎なはず...
そんなときなんとも怪しい半分埋まった親知らずに気づき、確認でレントゲンの撮影をしました。
ありました!
この親知らずとその手前の歯との間にかなり大きな虫歯が。でもそこは歯茎の中で見えてはいませんでした。
もし見ただけ(視診)では気付けなかったかもしれませんが症状は間違いなく歯髄炎のはずだったので
色々と疑って診断することができました。
マイクロスコープはもちろん大事ですが、診断には総合力が不可欠です。今日も大変勉強になるケースでした。