今日は私の仕事の取り組み方の話をします。
患者さんの歯型から入れ歯や被せ物の製作をしてもらう場所(業者)を技工所というのですが、
私はよく技工所に電話をします。
製作物には要件を伝えるための技工指示書があるのですがほとんど書きません。(必要最低限は書きます)
というか書ききれないのです。伝えたいことがいっぱいあるので。
細かいニュアンスも伝えきれませんし...
ですからことあるごとに電話します。メールやファックスでもダメなんです。直接話をします。声を聞きます。
自分で難しいケースだと思ったことがそうでなかったり、
あるいは問題ないと考えていたことが製作サイドにとって厳しい条件だったりする時が案外あります。
また相手の声色で何を考えているか、こちらの希望をよく理解してくれているかなど様々なことが分かります。
技工士の仕事の手を止めて会話に付き合わせるのですから申し訳なく思いますが、
結局は患者さんに喜んでいただくという共通目標のためには手を抜きません。
以前、面倒そうに付き合い始めた技工士が、今ではでどんな指示があるのかを待ち構えているような
そんな雰囲気が電話口からも伝わってくるので嬉しくなります。
またそこでのやりとりが大変勉強にもなります。
今後、10年後や100年後にA.Iに仕事を奪われる業種として歯科技工士があげられるようになりました。
現在でもすでに歯科医がマイクロカメラでお口の中を撮影し、コンピューターが必要な補綴物(義歯)を製作する、いわゆるCAD/CAMの技術の進歩により限られた症例では技工所(技工士)いらずとなってきています。
私はまだこのシステムを採用していませんし、信頼しきれていません。
あと何年で本当の実用段階になるのか分かりません。
でも私の現役中にはなってほしくないというのが正直なところです。
便利な世の中になりましたが、そんなにスピード感必要なのでしょうか...
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