あまり聞きなれない言葉ですが、日本語に置き換えると(臨床的)意思決定とでも言いますでしょうか。
度々このブログでも治療の精度の大切さや、それ以前に診断の重要性などを書いてきましたが
私たち臨床家は患者さんの利益のために何が最善かという意思決定を常に行っています。
例えば何かの症状を訴えている患者さんに対して今すぐの治療介入が必要なのか?ということが挙げられます。
実際、今朝の予約で奥歯の根の治療のやり直しを検討する機会がありました。
症状の発生頻度、患者さんの困窮度、症状の緊急度、既往に対しての歴史などなど。
問診で目の前の症状を洗い出していきます。
この患者さんは私の医院に20年以上通っていただいてる方でしたので、長い経過を把握できていました。
結果、今回は緊急性は低く早急な治療介入を必要としない。ということで改めて経過を見て行くことになりました。
歯科は治療材料や技術的なことに目を向けられがちですが、治療しないことへの正当性やその判断に至るまでの
連続的な意思決定も同等かあるいはそれ以上に大事なことだと思っています。
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