「左上の奥の方が数日前からとても痛くて歯茎も腫れたので痛みどめと抗生物質を飲み始めたけど、ほとんど薬が聞かないし、痛くて噛めない。食事で噛んでしまうとその後、数時間はその痛みが引かない。今では左側のアゴ全体が痛むように感じています。何もしていなくても痛みがあります。」
これが患者さんの訴えでした。
なんだかとても大変そうなケースに感じました。
一見、複雑な症状をもった患者さんですが、順を追って診断を進めていくと正解が見えてきます。
結局、私は
奥から二番目の歯の虫歯の穴から食べ物のカスが入り込んで歯茎に炎症を起こしている(食片介入による歯肉炎)と
一番奥の歯の噛み合わせから生じる歯の揺さぶりによる痛み(咬合性外傷)
と診断しました。
その後、虫歯を取り除いてから詰め物をして奥歯の噛み合わせを調整して終わりました。
今日、経過を確認するために患者さんにお越しいただきましたが、痛みは全くなくなっていました。
何よりも患者さんの笑顔が全てを物語っていました。
私もとても嬉しいです!
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