3. 審美

みなさんの審美歯科のイメージとはどういうものですか?
おそらく、さし歯で歯並びを短期間に直したり、ホワイトニングなどを連想するでしょう。 でもいったいその治療や処置はどのくらい正しく行われているのでしょうか... 当院へのセカンドオピニオンのご依頼、あるいは転院希望のうち、 他院での審美歯科治療によるトラブルのケースは珍しくありません。 治療したばかりの歯が欠けた、さし歯が抜けた 治療後の見た目が不自然 さし歯の根元が黒ずんできた さし歯にしてから歯が痛くなった、歯ぐきが腫れた 虫歯の再発で再治療を勧められた ホワイトニング後に歯がしみる...などなど これだけ治療技術や材料が進んでいるのに残念ながら現実にはよく聞く話です。 原因としては、歯科医の技術不足よりも患者さん全体を診る診断力不足と 無理な治療計画によるものが多いように見受けられます。 私は審美歯科治療とは目先のキレイさだけではいけないと考えています。 患者さんの5年後、10年後、あるいはそれ以上に渡って 治療効果が身体に寄り添うことのできることが真の審美であると思います。 |
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