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難症例(の続き)

2/5/2018

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こんにちは。
今日は先日書きました難症例のその後をお話ししたいと思いま

昨日、治療いたしました。
要した時間はなんと2時間半!
患者さんの忍耐強さがなければできませんでした。本当に感謝です。
マイクロスコープ下での治療はとても視野が狭く、なお且つ繊細な技術が要求されます。
患者さんの僅かな動きでも対象物は視野から消えてしまいます。
20倍もの高倍率になると患者さんの呼吸に伴う動きでさえも視野はグラグラと動いてしまいます。
治療の間、動かないように協力してくださったのは本当に辛かったと思います。

治療の実際はこんな感じでした。
マイクロスコープを覗きながら、約50センチ離れた手元(患者さんのお口)の
1センチほどの対象物(患者さんの歯)に2ミリ程度の穴を開けて、そこから深さ15ミリくらいのトンネルを掘る
(根管治療)のですが、上前歯を表側から削る訳にはいきません。さし歯も壊れてしまいます。
さらに今回はトンネルを硬い金属が塞いでいたのでとても大変でした。
そこで左手に持った治療用の鏡で歯の裏側を映し、
合わせ鏡の要領で見えている像をマイクロスコープで覗きながら右手で治療を行いました。
なんとなく雰囲気伝わったでしょうか...

これまでにマイクロスコープの治療を受けたことのある方、あるいはこれから受けることを検討されている方、
どうして治療時間が長くなったり、費用がかかってしまうのかと疑問に思われたこともあるかもしれません。
でもこのような繊細な治療を行っておりますので少しでもご理解いただけると幸いです。

本日、患者さんに経過をお尋ねしました。
痛みも腫れもなく快調ですとのこと。頑張っていただいた甲斐がありました!



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