こんにちは。
今日は定期検診のことを少し書きたいと思います。
現在日本では、どこの歯科医院でも定期検診を実施しているところがほとんどだと思います。
そのシステムは医院ごとで異なりますが、大きく分けて保険診療と自費診療の違いと言えるでしょう。
内容の違いに関してはまた別の機会といたしますが、分かりやすい違いはその金額。
保険ならば3千円前後、自費ならば1万円前後のところが一般的だと思います。
同じ内容であれば当然!安い方が良いに決まっています。
私だってそちらを選びます。
でも国の定めた法規上は同じではいけないのです。
どういうことかと言いますと...
日本の国民健康保険は疾病保険であるために治療行為以外には使用できないのが原則です。
つまり、定期検診 = 治療ではない 歯のクリーニング = 治療ではない という解釈になり
本当は保険診療で定期検診や歯のクリーニングを行ってはならない!ということになるのです。
まだ多くの歯科医院が保険で定期検診を実施していますが実は褒められたことではないのです。
ではなぜ多くの歯科医院で実施できているのか?ですがそれは
『お役所のお目こぼしをいただきながら保険による定期検診をなんとか続けている』といことになります。
今まではその『お目こぼし』期間が3ヶ月に1度の頻度でした。
予防的には1ヶ月に1度の受診の方が効果は高いと思いますが、
もし我々がそれを続けたらお役所から呼び出し、最悪、保険医を取り上げられてしまいます。
年々、この締め付けが厳しくなっています。
当院も4月から4ヶ月に1度の頻度での定期検診ペースに変更いたしました。
これならば現状なんとか『お目こぼし』いただけるペースなのです。(制度上は褒められたものではないです...)
それでも近い将来、定期検診や歯のクリーニングは完全自費診療に移行せざるを得ない時が来るでしょう。
真の患者さんの利益はどこにあるのか?ということを見据えつつ診療したいと思います。
今日は定期検診のことを少し書きたいと思います。
現在日本では、どこの歯科医院でも定期検診を実施しているところがほとんどだと思います。
そのシステムは医院ごとで異なりますが、大きく分けて保険診療と自費診療の違いと言えるでしょう。
内容の違いに関してはまた別の機会といたしますが、分かりやすい違いはその金額。
保険ならば3千円前後、自費ならば1万円前後のところが一般的だと思います。
同じ内容であれば当然!安い方が良いに決まっています。
私だってそちらを選びます。
でも国の定めた法規上は同じではいけないのです。
どういうことかと言いますと...
日本の国民健康保険は疾病保険であるために治療行為以外には使用できないのが原則です。
つまり、定期検診 = 治療ではない 歯のクリーニング = 治療ではない という解釈になり
本当は保険診療で定期検診や歯のクリーニングを行ってはならない!ということになるのです。
まだ多くの歯科医院が保険で定期検診を実施していますが実は褒められたことではないのです。
ではなぜ多くの歯科医院で実施できているのか?ですがそれは
『お役所のお目こぼしをいただきながら保険による定期検診をなんとか続けている』といことになります。
今まではその『お目こぼし』期間が3ヶ月に1度の頻度でした。
予防的には1ヶ月に1度の受診の方が効果は高いと思いますが、
もし我々がそれを続けたらお役所から呼び出し、最悪、保険医を取り上げられてしまいます。
年々、この締め付けが厳しくなっています。
当院も4月から4ヶ月に1度の頻度での定期検診ペースに変更いたしました。
これならば現状なんとか『お目こぼし』いただけるペースなのです。(制度上は褒められたものではないです...)
それでも近い将来、定期検診や歯のクリーニングは完全自費診療に移行せざるを得ない時が来るでしょう。
真の患者さんの利益はどこにあるのか?ということを見据えつつ診療したいと思います。