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身体の能力に寄り添う治療を (イエテボリ大学研修記)

7/19/2014

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私の歯科医としてのポリシーは、患者様の意思を尊重し、身体にかかる負担をなるべく小さく、無理や無駄をしないというものです。

先月、恩師の主催するイエテボリ大学への研修に参加しました。

そこでは、私の大切にしている倫理観や、恩師の教えが、あたりまえのように毎日臨床で行われていました。

それは、医師・患者ともに「自分の歯を残すこと」「身体の能力を引き出すこと」への情熱です。

米国系統の治療では、

  • 痛んだ歯は抜いて人工物を入れる

  • 根管治療では、効果の高い薬品の濃度をあげて、効果を更に高める

など、即効性を重視することが多々あります。

これらは、患者様にとって分かり易い効果がすぐにもたらされるので、とても嬉しいことだと思います。

しかし、人工物は、人間の体には異物であること、濃度の高い薬品は、身体の健康な細胞にも影響があること、そもそも、身体にはもともと備わった治癒能力もあること、などを考えると、手を加える部分を如何に最小限に抑え、どうしたら元々の自分の歯を残せるかということに注力したいと、私は考えています。

そのための医師としてのテクニックは、私がこれからも日々研鑽するものですが、それと同時に、患者様一人一人の予防努力も大切です。

医師努力と患者様の努力の両輪があってこそ、健康な歯、健康な身体を維持できます。

身体に負担のかかる治療をする前に、まずは患者様ひとりひとりのライフスタイルや虫歯リスクにあわせた治療や予防について、相談のできる歯科医でありたいという思いを、この研修で改めて強く感じました。

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