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歯茎の黒ずみ

10/18/2020

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今日はガムピーリングのお話。

以前より通われているKさん。
歯茎の黒ずみを気にされてのご来院でした。
お話しているKさんの口元を観察していると上前歯の根元になにやら黒いものが。

「先生、これなんなんですか??」とKさん。

「メラニン色素の沈着ですよ」と説明をしました。

そう、日焼けの時に生じるあのメラニン色素と同じもの。
でも歯茎の日焼けではありません。別の患者さんでも時々見られます。
悪いものではありませんが気になるようでしたら除去できます。

ガムピーリングとは直訳すると『歯茎の皮むき』となり大層痛そうに聞こえますが
実際は簡単な施術でほとんど痛みもなくとても綺麗になります。

Kさんは2回の施術ですっかり綺麗になりました。
治療後は「あれ、私、元々どこを気にしていたんでしたっけ?」と仰っていました。
​とても審美効果の高い治療です。


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正しい診療

9/29/2020

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今日はTさんのお話です

1ヶ月前より他院から転院してらしたTさん。
前医では歯周病治療に手術を含めて100万円!かかると説明を受けたと話されていました。
また噛み合わせの負担が大きく歯がグラグラするので歯を保護するためのマウスピース(スプリント)を作ったそうです。でもそのマウスピースを使うとアゴが痛くなってしまうので今は使っていないとのことでした。

本日当院での3回目の診察でした。
これまでに当院で行ったことは徹底した口腔清掃指導のみ、いわゆる歯周初期治療です。
歯間ブラシを頑張ってもらいました。
歯茎も引き締まり硬くなって歯のぐらつきも随分収まっていました。
ご本人もほとんど気にならなくなったということで大変喜んでいらっしゃいました。(オペねぇ...??)
スプリントの調整もしてお返ししました。
装着していただくと「軽くなった、気持ちいいです」とのことでした。

スプリント(マウスピース)は大変良いアプローチだったと思いますがきちんと調整されていませんでした。
調整を誤ると歯周病に加えてアゴも壊してしまいます。

転院はなかなか勇気のいることだと思います。
最初はセカンドオピニオンを聞きたいくらいの軽い気持ちでお問い合わせいただくのが良いと思います。
なかなか解決しない症状や治療方針に不安、不満があるなど、お困りごとがございましたら当院まで。
​






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様子見

9/13/2020

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先日勉強会仲間の先生の診療所に見学に行ってきました。
目的はCAD/CAM

初めて聞く言葉かもしれませんが、近年歯科界のトレンドになりつつある新技術です。
簡単に言えば被せものや詰め物をコンピューターで設計して作成する技術なのですが、
これができると技工士さん要らず、虫歯治療が1日で終わってしまうという優れものなのです。
実際私がお邪魔していた数時間の間で治療が始まって終わってしまいました。これ、とても凄いことなんです。
今まででしたら同様の治療は2〜3日かかるところを1日の通院で終わってしまうのです。
忙しい患者さん、忙しい先生にはにはとても良いことかもしれません。
私が普段頼りにしている精密歯科技工士の安部くんも商売敵の偵察ということで一緒でした。
彼もとても驚いていました。製作の速さに。でも精度は...

お邪魔先のS先生、大変な勉強家で腕もキレます。私が尊敬している先生の一人です。
色々と話を聞いていて最近あまりマイクロスコープは使用していないとのことでした。
私見ですがCAD/CAMの精度はマイクロスコープを用いた治療の精度にはまだ若干及ばずという感じがしました。
S先生の診療所は大変流行っているので全ての患者さんにマイクロスコープで対応していたら
徹夜でも間に合わないことになりそうなので診療のスピードアップとしては大いにありだと思いました。

当院は...それほど忙しい診療をしていないのでまだ暫くはマイクロで精密診療を極めていきたいと思います。
正直なところこの器械の導入コストが凄すぎて採用できないということもあるのですが...
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久しぶりに診断のお話

9/7/2020

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みなさまこんにちは。
最近ブログの執筆ペースが遅くなっていてすみません。

コロナ騒ぎは相変わらずですが不要不急ということで敬遠されていた歯科ですが
漸く世間が落ち着いてみなさんも正しく状況が判断できるようになってきたみたいですね。
患者さんの来院が戻りつつあります。
口腔衛生はコロナに限らず万病の予防なのですよ!
検診はもちろんのこと、症状があれば早めのご来院をお勧めします。

さて最近のケースですが『噛むと痛い』と仰る患者さんがお二人来院されました。
お一人目は右下奥から2〜3番目の痛みを訴えていらしたケース。

「食事中に噛んでると痛くなってくるんです」と困り顔。

噛み合わせの診断をしましたが該当する奥歯には異常はありませんでした。
でも症状は確かなので気のせいではありません。
患者さんの訴えをあまり信用してはいけないのが診断の鉄則!です。
診察範囲を広げて精査していくと一番奥、親知らずに虫歯を発見。
症状の確認もできたので診断がつきました。
でも患者さんは首を傾げています。

「そんなに奥の方に痛みは感じていなかったのに...おかしいなぁ」

そうなんです、感覚は曖昧であってあまり信用ならないものなのです。
次にお二人目のケースですがやはり痛みのケース、でもちょっと違います。

「食事中に噛むと左上の奥歯が痛いんです」

もちろん精査しましたが異常所見はなし。でも代わりに左下奥歯に虫歯を見つけました。
結局その歯を治療することになりました。
でも患者さんは困り顔。

Eさん 「先生、私痛いの上だと思うんですけど〜」
私   「大丈夫、この歯治療しようね。治療後にまだ痛みが残ってたら教えてね」
Eさん 「(渋々)は〜い」

結局痛みは無くなりました。
このケースでは痛みの感覚が上下逆でした。

痛みの診断は非常に難しく奥が深いので私は大好きな(得意な?)学問です。
この2ケースのように必ずしも患者さんの訴え通りではなかったり、
あるいは上下が逆ということは実は良くあります。
以前ブログで治療のための診断(ディシジョンメイキング)ということを書きましたが
病気を特定することだけが診断ではなく治療の必要性や緊急度、そして治療法の選択と
あらゆる過程で診断は連続しているのであって、どこかだけを切り取って成り立つものではありません。

これからも『正しい診断』『正しい診療』を行っていこうと思わせてくれた良いケースの報告でした。

































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コロナ収束??

6/11/2020

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みなさまこんにちは。
コロナ騒動もようやく鎮火?といったところでしょうか...
東京都ではステージ3になりましたね。

さて前回のブログから早2ヶ月、サボってしまいすみませんでした。
この度のコロナ騒ぎには本当に困りました。
よりによって早い段階から歯科医院は感染のリスクが高いなどといった誤まった報道がなされてしまい
その後正しい情報すなわち「口腔ケアはコロナ肺炎の罹患リスクを下げる」と訂正されましたが時既に遅し、
最初のインパクトが強かったため歯科医院から患者さんがどんどん遠退きました。
当院もその悪影響は避けられませんでした。
驚いたことに予約のキャンセルの患者さんの中には薬剤師や医師などの医療従事者まで含まれていたので
改めてマスコミの影響は驚くものでしたし医療従事者ですら正しい認識を持てていなかったことに愕然としました。

ではなぜこんなことになったのでしょう...?
結果的に歯科医師や歯科衛生士から治療中に感染したという症例は全国で1例も報告されていないと思います。
歯科医院は感染リスクが高いという誤解の根拠はニューヨークタイムスによる記事の影響が考えられます。
この記事はアメリカ労働省のデータベースが元になっているのですが解釈に少々問題があったのでしょう。
すなわち

⑴ Exposed to Disease (疾患への暴露)を縦軸
⑵ Physical Proximity to others (他人との身体的距離)を横軸

という2つの指標のみを使って、あらゆる職業のリスクをグラフ化した結果、
歯科関係者のリスクが最も高いという報道がされたのです。
でも疾患というのは新型コロナウィルスを対象としたものではありませんでした。
また単純に他人との身体的距離のみを比較していて、マスクやゴーグル、グローブなどによる
感染防護などには言及していませんでした。
この報道のみをもって歯科医療関係者の感染のリスクが高いとは言えないのでは?と思ってしまいます。

​コロナが完全に収束して患者さんが安心して来院いただける日が1日も早くきますように。

























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八木歯科からのお知らせ

4/15/2020

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みなさんこんにちは。
なかなか明るいニュースのブログが書けません。
連日コロナコロナで疲れましたね...

このブログでも1ヶ月前にコロナのことを書きましたが、それから何も変わっていないです。
当院でも予約の患者さんのキャンセルが目立ちついにはお一人も診療しない日まででてきました。
もっとも遠方の方、ご高齢の方にはこちらから予約変更の連絡をしていることもありますが。

スタッフの健康状態も管理しなければなりませんから時差出勤、時短出勤で対応してもらっています。
今日現在でゴールデンウィーク前、本来の診療日であるはずのお日にちでも
予約状況、スタッフの家庭事情を鑑みて既に終日休診日とさせていただいた日がございます。

終日休診日 4月20日(月)、22日(水)、24日(金)、25日(土)
半日(午後)休診予定日 17日(金)、23日(木)

可能な限り急患対応は致しますが、歯科医師会からの要請もあり
極力不要不急の治療は行わないようにしておりますので予めご了承ください。

また近隣でお困りの方、予約通りご来院いただける患者さんが安心してお越しいただけるよう
引き続き院内感染予防策を講じ、スタッフも良好な健康状態を保てるよう努めております。
また29(水)〜5月6日(水)までは完全休診となります。

7日に緊急事態宣言が無事解除になりますように...










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新型コロナウィルス

3/18/2020

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おはようございます。

依然として出口が見えないコロナ問題で世間が疲弊してしまっています。
当院でも外出を控えるためにやむなく予約をキャンセルする患者さんがいらっしゃいます。
仕方のないことだと思います。

そのような状況下でもお越しくださる患者さんのために
当院ではスタッフ一丸となってできる限りの予防対策に取り組んでおります。
みなさまが安心してご来院いただけるよう励んでまいります。

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寄り添う

3/10/2020

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当院では治療は当然のことながら、診査、診断に力を入れていることは度々お話ししています。

患者さんとの友好な信頼関係を築く上で正確な診査、診断を行うことは非常に重要です。
そしてその結果を踏まえてお一人お一人に合った治療方針が決められるのですが
この時いろいろな関係が生じます。

 1自分では意思決定せず全て術者にお任せの患者さん

 2自分では意思決定もせずこちらにも任せられない患者さん

 3自分でしっかり意思決定できる患者さん

大体はこのパターンに収まるのですが本来の関係性は3番でなければいけません。
術者が得意な治療に誘導してはいけませんし、患者さんの不利益になることはしてはいけません。


先日困った患者さんが来院されました。
Sさん。
約10年前くらいに初診でいらっしゃいました。
「他院で治療途中なのですが、診療方針に不信感があるのでセカンドオピニオンで...」という感じ。
きちんと診査、診断を行って治療方法の説明。
上記3番のしっかり理解して自分で意思決定のできる良い患者さんでした。
当院できちんと治療を終え、その後数年来院が途絶えてしまいました。

数年後、Sさんご来院。
「他院で治療途中なのですが...]
あれっ?このやり取り確か初診時も...
結局当院で治療のやり直しをすることになってしまいました。その治療後のこと。

 Sさん
「先生、もう懲りました。他に悪いところがあれば先生のところで全て治してください」
 私
「こことここ、〇〇で〇〇にするといいですね」
 Sさん
「分かりました、お願いします!」

ですが予約を取らず、その後も予約が入ることはありませんでした。
それから数年後の今回のご来院。

 Sさん
「先生、助けてください!今他院で治療途中なのですがなんかうまくいってない感じで...」とのこと。

えっ!?また?
今回は治療の施しようもない状態でしたが、なんとかできるかもしれないと説明し
マイクロスコープでお口の中を撮影し、Sさんと一緒に確認しました。

 Sさん
「これだったら治療しないほうがよかったです。痛みも不具合もなかったのに。
 やっぱり初めから先生のところにきていればよかった。」

診察後、今回は予約をとって帰られました。ホッとする私。
ですが予約の前日にキャンセル・・・

Sさんからの次の電話はいつ鳴るのでしょう。患者さんに寄り添うのは難しいものです。





























​

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Tさん

1/27/2020

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久しぶりの更新です。嬉しいことがありました。

先週の話になりますが20数年ぶりにTさんが来院されました。
今は関西にお住まいでこの度はセカンドオピニオンを求めてわざわざいらっしゃったのです。
地元でのかかりつけ医に相談したところ診断結果に納得できずに当院までお越しになりました。
関西圏でもセカンドオピニオンは聞けたと思うのですが、なぜ今になってこちらに??不思議でした。
そこで来院動機を尋ねてみました。

Tさん
「20数年前、大先生(私の父)に治していただいたところがダメになってしまったのでやり直しをお願いしたかったのですが地元のかかりつけ医ではできないと言われました。私は20数年前、何にも自信が持てなくて人生も投げやりだったのですが、大先生に出会って人生が変わりました。本当に感謝しているんです。だからもう一度同じように治してもらえませんか...?」ということでした。

歯科治療跡が20年以上良好に保たれるというのはそれほど簡単に行えることではありません。
私は父の治療跡を精査していきました。
今の自分でも同じように行うであろう精密な治療が行われていました。
でもそれは20数年も前の話、父は60歳を越えていたはずですし、その当時マイクロスコープなんてありません。
改めて父の凄さを知りました。

約10年前、中堅歯科医師としてそこそこの自信を持ち始めた自分はキャリア終盤の父と仕事上よく衝突をしました。
「なぜそのような治療を行うのか?なぜそのような治療方針なのか?技術的に問題があるのではないか?」等々。
私は父の実力も知らずよくそんな言葉をぶつけていました。
恐らく以前のように思うような治療ができないことは父が一番分かっていたことでしょうし辛かったと思います。

Tさんのおかげで父の偉大さを知ることができたのはとても嬉しいことでした。
そして今は代替わりをしたことを知ってもご縁を信頼につなげてくれたTさんのご来院に感謝をしています。
​













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Fさん

1/7/2020

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歯医者嫌いのFさん

当院に初めてお越しいただいたのが去年の秋頃。
お口の中はボロボロでしたが歯医者が大嫌いとのこと。
処置は応急処置で構わないということでしたので一所懸命説明しましたがやはり構わないとのこと。
仕方なく応急処置を施しました。

その後差し歯治療のやりかえをきっかけにとても協力的な患者さんに変貌しました。
ちゃんとした治療を受けたことがなかったため投げやりになっていたそうです。
当院で『正しい診療』を経験されて歯医者に対してのイメージが変わったそうです。
本日、上前歯の治療が終わりました。
大変気に入っていただいた様子。

本来ならば今日で治療は終わりのはずでしたが、最初に応急処置をしたところを再度説明すると...
「やります!しっかりした治療をお願いします。』と言って予約をとって帰られました。
まだ歯医者好きになった訳じゃないと仰っていましたが嬉しかったです。
​信頼関係が築けたようです。
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